相談
もし発明やアイデアがある場合、そしてこれらの発明を実施した製品や方法を独占したいと考える場合には、特許や実用新案登録を取得するのための出願書類を特許庁に提出することが必要となります。有明国際特許事務所では、発明をされた方、あるいは発明かどうかも分からないが先ず相談したい方などの相談を随時受付ております。ご相談のご予約を電話03-5530-5011若しくは メールでお申し付け下さい。平日、午前10時00分から17時まででご相談を受け付けています。もしご都合で、土日がご希望の場合は、日程を調整して受け付ける用意もございますので、遠慮せずにお申し付け下さい。温めている発明が世の中を変えるほどの大発明であることが理想ではありますが、経済的に利益のある発明は、皆が使いたがるような発明です。それほど先端技術でもないちょっとした発想が有効な特許を生むこともあります。
出願書類作成作業の流れ
打合せの際には、発明の内容を把握させていただきますが、特許を取れるかどうかは、その発明自体の内容と、既に存在している技術内容との差があるのかないのかが鍵となります。そこで通常行っている作業が先行技術調査です。これは発明の内容に沿った同様の技術があるのかを調べる技術で、主に特許文献(特許公報、実用新案公報、特許公開公報)などを調べることになります。先行技術調査をしなくとも出願することは可能ですが、特許取得の障害を予め知っておく方が出願書類を準備する上で有利に記載することが可能です。
準備
特許・実用新案登録の出願書類を作成するためには、その発明の内容を説明していただく必要がありますので、打ち合わせの際に、できればイラスト、機械図面、フローチャートなどをご用意いただければと存じます。これらの図面は正式なものでなくても結構で、手書きなどでも構いません。また、発明の要点を記載したメモなども書類作成の参考になります。通常、出願に向けての打ち合わせをいただいてから、三週間~一ヶ月程度の期間で出願原稿を作成致します。原稿をチェックしていただいた後、特許庁への出願となります。また、書類作成の開始前に着手金をお願いしております。
費用
初回の30分程度の相談は無料です。また、出願する場合の相談も無料となっています。出願の書類作成と特許庁提出の費用(特許印紙代を含めて)は、通常特許であれば25~35万円程度、実用新案であれば22~26万円程度となります。特許出願の場合には、出願後に審査請求料15~20万円前後(中小企業はその半分程度)と、中間処理と成功報酬などがかかりますので、特許取得の費用は通常60~80万円程度の費用がかかります。また、ご自分で先行技術調査をされていない方で、出願前に先行技術の調査をご希望の方は、有料(34,650円~)となりますが、当事務所で調査を行うことも可能ですので、お申し付け下さい。
守秘義務
特許事務所では、お医者さんと同様に依頼者の秘密を守ることが義務付けられていますので、守秘義務契約を書面で交わすことなく、ご相談やご相談内容については第三者に漏れることはございません。
出願後の手続
通常、出願後1年経過する前に優先権を主張した出願の有無や外国出願の継続の有無をお伺いしております。また、特許出願から3年が審査請求期間ですので、期限切れ前に審査請求についてもお伺いしております。審査請求をしてから、1~3年程度の間に審査が進められます。急ぐ場合には、2~6ヶ月程度で審査に移行する早期審査制度もございます。
特許の技術専門分野
電気、電子、情報処理、通信、光学、半導体、コンピューター・ソフトウェア工学、機械、物理、応用物理、有機化学、無機化学、分析化学、材料工学、生物情報科学、その他の各種工学分野の技術、医療機器、検査装置、ビジネスモデル、台所用品、日用品、販促用品など
有明国際特許事務所の方針
依頼者側の視点からビジネスを捉え、その中で特許や商標などの知的財産権を活用するためにはどのような手続きが最も良いのかを常に考え、多様化する依頼者の要求に対応し、きめ細かなサービスや迅速な処理など満足のいただける仕事を心がけております。